声のない会話

  • 2008/04/29(火) 10:21:24


昨日、小さな男の子と女の子を連れたお母さんがレジを通りました。
普通にお買い物をしたのですが、お店のカードを手に持ちながらも出し忘れていらしゃるのでカードを下さいと言うと、お母さんはとても可愛い笑顔で恥ずかしがりながら差し出して下さいました。瞬間、目と目が合いました。

つぶらな瞳、優しそうな笑顔、ホッとするような雰囲気が漂う女性でした。ハンコで押されたような美人ではありませんが、この方をお嫁さんにされた男性は「正解」だと思いました。ほのぼのと暖かい家庭を築いていらっしゃることでしょう。私はこんな女性が大好きなんです。そして「どうも有難う」と優しい声でペコリと軽くお辞儀しながら後方へ。^^

その後お客さまが途切れたので、その親子の後ろ姿を目で追うと・・・

小さな女の子、彼女の娘さんがじっと私を見ていたのです。さっき買って貰ったチョコを頬張りながら。小さな子供にじっと見つめられる事は度々ありますので、ここは遊んでみようと思いました。丁度お客様も途切れたし・・・

口が開いてるのか開いてないのかわからないような口パクで「美味しい?」と訪ねると、女の子は目をドングリ眼にします。びっくりしたようなお顔で頷きます。チョコを頬張る手も止まってしまいました。

更に会話を続けます。
「勝手に食べてたらお母さんに怒られるよ?」
今度は女の子も開いてるのか開いてないのかわからないような口パクで伝えて来ます。
「ううん、お母さんに食べてもいい?って聞いたよ」小さな指でお母さんを指差しています。
「そう、ならいいけどね」
「だから大丈夫よ、おばちゃん」
「貴女のお母さん、とてもステキな人だね」
「うん、大好き!」
「そう、良かった!お母さんを大切にするんだよ。貴女のお母さん、優しいけどたぶん弱いところもあるから、お兄ちゃんと一緒に守ってあげてね。悲しませちゃいけないよ。」
「うん!わかってる!^^」

この時にはすでに口パクではなかったですね。意思疎通と言うのでしょうか?
私の伝えたい事を、あの小さな女の子はちゃんと理解していて、それに答えて下さいました。どんどん彼女の意志が入り込んで来ます。
私にとっては初めての「遊び」でした。しかし、とても素敵な時間でした。
突然「○○ちゃん、自分のカート片付けていらっしゃい」とお母さんの優しい声。
彼女は元気よく「は~い!」と、子供用カートを片付けに行きました。笑顔で。

・・・・・また今度機会があったら遊んでみよう。^^


「気と必ずは通じるもの。気とは異なもの味なもの。」coomi



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