日食と天変地異の関係

  • 2012/03/23(金) 08:30:09

忠武飛龍さん、リネンさん、YSさん、いつも御世話になり有難うございます。

今日は義父の手術の日。これから病院へ付き添いに参りますが、その前に少しでも書いておこうとキーを叩いております。

日本は地震大国であり、火山噴火や大地震に枚挙のいとまがありません。
噴火・大地震と日食の関係を年代別に調べていますと、その関係は案外希薄だと感じました。むしろ大地震は関係なくいつでも起こっています。


ただ、時折火山噴火が起こっておりますね。

例えば

1080年12月14日の金環日食は三千年の最強最大の金環日食と言われているようですが、この時代は平安時代白河天皇がすべてを牛耳っていた時代でありました。後の崇徳天皇鳥羽天皇の争いの元となる人物ですね。
天下太平とはならず、宮は乱れ、武士が今後台頭してくる前兆と言いますか。源氏平氏ですね。
時代が変わろうとしていた頃ですね。



1080(承暦 4)年
  6月18日 大雨。19日に洪水。(扶桑略記30)
  7月 5日 地震あり。(帥記)

1083(永保 3)年
  2月28日 富士山噴火。(扶桑略記30)

1085(応徳 2)年
        三宅島噴火。(震災予防調査会報告86)

1088(寛治 2)年
  7月24日 この日以降40日間地震が続く。餓死者多数。(立川寺年代記)



「天変地異年表 目次」 
http://www.nagai-bunko.com/shuushien/tenpen/ihen00.htm

「日食ナビ」
http://eclipse-navi.com/index.html


この時の日食の軌道は2012年とよく似ています。
ただしこの時代の都は京都ですから、記録も関西が中心になっているように思います。そして記録も曖昧。


     (つづく)

追記(2012/3/24 am10:50)

ひとつひとつの日食を調べるには時間がいくらあっても足りません。
wikiにもこう書いてあります。

”歴史始まって以来日本で見られた日食は数多いので、記録に残る最古のものと、中心食が794年以降に京都を通過したもの及び1603年以降に江戸を通過したもののみを記載する。なお、1852年に皆既食が京都を通過して以降、2012年5月まで京都及び東京を通過した(する)中心食はない。”

日食も地震も火山噴火もこの日本には数多く起こっていて、常となっていると読むのが普通なのでしょうね。

この際ですから源平合戦の最中に起こった金環日食について調べてみました。

1183年11月24日(寿永2年閏10月1日):金環食
”平家物語や源平盛衰記に記されている水島の合戦のさなかに起こった日食。水島での食分は0.93とされる。天文寮を擁する朝廷側の平家はこの日、日食が起こることを知っていて、太陽が欠けていくことに恐れ混乱する木曽源氏に対して戦いを有利に進め平家が勝利した。以下は、源平盛衰記の記述。
「寿永二年閏十月一日(1183年11月24日)、水島にて源氏と平家と合戦を企つ。城の中より 勝ち鼓をうってののしりかかるほどに、天俄(にわか)に曇て、日の光もみえず、闇の夜のごとくなりたれば[6]、源氏の軍兵ども日食とは知らず、いとど東西を失いて、舟を退いていずちともなく風にしたがいてのがれゆく。平氏の兵(つわもの)どもはかねて知りにければ、いよいよ時(の声)をつくりて、重ねて攻め戦う。」” 
(wikiより)


日食ナビでは軌道は岡山からはずれています(水島)
しかし「日食・月食・星食情報データベース」http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~x10553/ では、岡山もすっぽりと範囲内に収まってます。

1183年11月17日 (日本時)金環食
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~x10553/jp3000/AN1183_11_17.html


平家は金環日食が起こると知っていたがため、源氏との戦に勝ったのが水島の合戦。この時は平家の歓びはいかがだったでしょう?
しかしながら壇ノ浦の戦い1185年4月25日。平家は源氏に追い込まれ、滅亡。
わずか1年と半年の後でした。

1183年に何があったか見てみます。


1183(寿永 2)年
 10月14日 大地震。 (玉葉39)(百錬抄 9)
 12月17日 霧島山噴火。(震災予防調査会報告86)
 12月22日 地震あり。(玉葉39)(百錬抄 9)

1184(元暦 1)年
  1月23日 地震あり。(百錬抄10)
  4月    大地震。(皇年代略記)
 10月15日 鎌倉で地震。(吾妻鏡 3)

1185(文治 1)年
  6月20日 子刻激震あり。数度震動。余震続く。 (玉葉42)(吾妻鏡4
        )(一代要記82)(醍醐寺雑事記)(歴代皇紀 4)
  7月 9日 午刻激震あり。
        宮中の築垣、大内日花門、閑院西辺廊、法勝寺阿弥陀堂が
        倒壊し、九重塔が破損、市中の民家の多くが倒壊する。
        園庭に幄を設けて御所とする。大般若経転読あり。40余日
        余震が続き、皆病となる。
        皇居以下神社仏閣民家倒壊、音苑雷の如し。塵埃黒煙の如く
        日影見えず。
        山崩れ川埋まり、大地は稲妻の如く裂けて水湧き、盤石谷に
        転び人民六蓄死亡多数。?学宴を停止する。
        愛染王に祈祷し護摩を焚く。山稜使を立て、或いは諸社に奉
        弊使を遣わし、神仏の加護を祈る。(
百錬抄10)(帝王編年
        記23)(園太歴15)(本朝地震記)(醍醐寺雑事記)(康富
        記12)
  8月14日 地震により文治に改元。(康富記12)(吾妻鏡 4)(本朝年
        代記 2)



1080年12月14日 (日本時)金環食
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~x10553/jp3000/AN1080_12_14.html

この3年後に富士山噴火、4年前にも富士山噴火

1183年11月17日 (日本時)金環食
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~x10553/jp3000/AN1183_11_17.html

この年に霧島山噴火

これだけ見ても何の記しにもなりませんが、975年8月10日の天下を震わせた金環日食にもその後の様子が見て取れます。

975(天延 3)年
  6月22日 暁、彗星艮方に現る。その形団扇の如し。長さ5、6尺。
        (日本紀略 6)
  7月 1日 日蝕あり。天は黒色の如し。群鳥飛乱し、衆星が見える。
        (日本紀略 6)

976(貞元 1)年
  4月11日 大きめの地震あり。(本朝地震記)
  6月18日 京で大地震。人家の倒壊による圧死者多数。山城、近江の国
        で特にはなはだし。
        翌日より月末まで余震81回。天皇幄舎を建て御在所とする。
        崇徳寺堂谷に転落し、僧千聖転落死する。
        清水寺で圧死する者50人。八省院、豊楽院、東寺、西寺、
        極楽寺、円覚寺等も倒壊。
        近江国分寺大門倒壊。内裏修理中の30余人死亡し、読経請
        僧童子も圧死。
 (本朝地震記)(日本紀略後 7)
  7月13日 地震により改元。大赦行われる。(古事類苑)
        (本朝地震記)
  7月20日 大地震。前後に余震頻発。(日本紀略後 7)
  9月23日 大地震。(本朝地震記)

977(貞元 2)年
  2月 4日 地震あり。9日にも地震あり。(日本紀略後 7)
  2月24日 戌刻、艮巽両方角に彗星見ゆ。(日本紀略 6)
  5月23日 半租を命じる。(本朝地震記)
  6月18日 大地震。古今未曾有の変異にして余震200余日という。
        (本朝地震記)


日食の「時」ではなく、それがトリガーとなったかどうかは定かではありませんが、日食後に世は乱れ波打ち、荒れすさみ、飢饉も起こり改元となりました。

平家もまさか滅亡するとは思いもしなかったでしょう。
壇ノ浦の合戦では阿波水軍の裏切りもありと書かれていますが、阿波は遙か太古の時代から天皇神事を司る忌部氏の地です。壇ノ浦では源氏によって阿波水軍の地元にいる家族やその他兵士もろとも人質に取られ、裏切らざるを得なかったというのが真相のようですが・・・さてどうでしょう?


話は戻って2012年5月21日。
干潮満潮時間を調べてみました。

5月21日は「朔」となっており、日本の北から南へ順に潮位は満潮を迎えます。

気象庁潮位表 http://www.data.kishou.go.jp/db/tide/suisan/index.php

この日、食の始まりから満潮時間が重なるのはちょうど九州~南西諸島など

nissyokumap_1_s_20120324110004.jpg



水のイメージが強かった最近のビジョンは、この満潮時間と食の関係から水が溢れると見ていたのかも知れません。

南は水に注意、そして日本全土は日食後の天災に注意・・・ということですね。

南海トラフと中央構造線が突然動いたら・・・どうしよう?(;-;)死ぬー

ま、いっか。





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この記事に対するコメント

お大事に

こんにちは。

大変ですね。お義父様のお加減いかがですか。
体が2つも3つも欲しいくらいお忙しいと思います。どうぞcoomiさんもなるべくご無理の無いよう、お気をつけてお過ごしくださいませ。

お大事になさってください。

  • 投稿者: リネン
  • 2012/03/23(金) 21:18:54
  • [編集]

Re: お大事に


リネンさん、お早うございます^^/
はい、無事に手術も成功し、今は大過なく療養中で一安心しました。
有難うございました。

二週間ほどで退院できると思いますので、後は身の回りの世話くらいで済みそうかな?やれやれです~(笑)

  • 投稿者: coomi
  • 2012/03/24(土) 09:35:23
  • [編集]

なるほど…

お忙しい中の更新に頭が下がる思いです。
お義父様の術後の経過も宜しいようで良かったです(^-^)

…にしても出ましたね、忌部氏。源平との関係がいまいちわからなかったのですが、これで納得です。私事ですが、とても参考になりました。ありがたいです。

あー、仕方無しとはいえども、自然を侮るなかれですね(~_~;)

  • 投稿者: リネン
  • 2012/03/25(日) 01:01:52
  • [編集]

Re: なるほど…


こんばんわ、リネンさん^^/

義父はかなり元気になったようです。有難うございます!^^

忌部氏は隠れながらも天皇をお守りしてきたのではないかと思うのですが、史実は隠され盗まれてしまいましたから、私如きでは何とも・・・
源平に限らず、北海道の戊辰戦争でも参加してたとかナンとか・・・

かなり強い水軍だったのかも知れませんね。
だから身内もろとも源氏に狙われたのかも知れません。
確か、源義経も阿波を通過しているはずです。
通過の途中で水軍の拠点も見えたのかも知れませんね。

今は「津田」という地名になっていますが、そこは阿波水軍の拠点でしたの。
今現在はただの田舎になってますが、海が見えて良いところですよ。

自然はどう転ぶかわかりません。
常日頃からの用心が肝心かと思います。

何せ日本は災害の銀座みたいですから・・・^^;;

  • 投稿者: coomi
  • 2012/03/25(日) 22:28:37
  • [編集]

こんばんは

 お義父様の術後の経過が良好との事で何よりです。
どうぞ、お大事になさって下さい。

 そして日食と地震ですが、なるほど因果関係は薄そうですね。
ただ「何か」の兆しとしてはありそうですね。
これ以上何も起こって欲しくはないですけども・・。

余談ですが、左記の「最近の記事」に出てます素盞嗚尊様。確か水に縁深い神様だったかと思います。

  • 投稿者: YS
  • 2012/03/26(月) 02:18:28
  • [編集]

Re: こんばんは


こんにちは、YSさん^^/

YSさんのお陰で日食を探ることができました。有難うございました。
そして義父のこともご心配頂き、有難うございました(ぺこり!)

確かに何かの兆しが見えると言えば見えますね。
今年も何か動き出すきっかけが出来るのかも知れません。
最早動き出しているのかも知れませんね。
戦後70年、日本は繁栄を築きあげました。今は堕落した人も多く見られます。
平和という名の下に失った精神性。
これらがどう変化していくか見守りたいです。
困難を切り抜けて日本は立ち上がらなければなりません。

天照大神様は太陽(昼)月読大神様は月(夜)
素盞嗚尊様は海。
これらを治めよと親神様に指示されました。
大変有り難い神々様です。
こういう神話は世界中にありますけどもね。

  • 投稿者: coomi
  • 2012/03/26(月) 11:22:34
  • [編集]

ありがとうごさいます

忌部氏や阿波水軍のこと教えていただきありがとうごさいます(^^)

私のルーツに関わる話なんです。
水軍を引き入れたのは梶原景時。
その梶原さんなのか、梶原さんが信じてた何かなのかが引き金になって、身を守る方法を手始めに諸々と伝わってきました。でも、なんで?梶原さんて、私にとって何よ?…という具合。

地道に行きますよ(^^)d

  • 投稿者: リネン
  • 2012/03/27(火) 10:46:00
  • [編集]

Re: ありがとうごさいます


こんにちは、リネンさん^^/
いえいえ、たいした知識ではありませんがお役に立てて良かったです。

みんな同じですよ。
ナンで私? 私がソレをしてどうなるのん?
何のお役になってんの?

いつもウダウダと考えながら真っ直ぐに従って来ました。
行かねばなるまい、お呼びなら・・・こんな感じです。

いずれリネンさんにもその理由がわかるはずだと思っています。
自分を一番よく知ってるのは自分ですから。
表に出ていない何かが突き動かしているのだと思いますよ。

はい、地道に進んで下さいね。^^

  • 投稿者: coomi
  • 2012/03/27(火) 12:15:59
  • [編集]

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